
「再生可能エネルギー出力制御」実施の概要
東北6県・新潟県においては、再生可能エネルギー(以下、「再エネ」という)発電設備の導入が進んでおり、東北電力ネットワークは、自社電力系統に接続している火力発電設備の出力抑制や揚水発電設備の運転、また、地域間連系線を活用した広域的な系統運用等により、需給バランスの維持に努めています。
しかしながら、これらの対策を行ってもなお、供給力が需要を上回る場合には、電力の安定供給を維持する観点から、「優先給電ルール」に基づき、再エネ発電設備等の出力制御を行う必要があり、発電事業者さまへ出力制御に向けた準備をお願いしていました。
こうした中、4月10日(日)の需給見通しを検討した結果、供給力が需要を上回ることが見込まれたため、発電事業者さまに対し再エネ出力制御の「指示」を行いました。
当日(4月10日)は、8時00 分~16時00 分に再エネ(太陽光および風力発電)の出力制御が実施され、制御量は最大11万kW(11時30分~12時00分)、対象発電所は21カ所となりました。東北6県・新潟県としては初めての出力制御となりました。
今後の「再生可能エネルギー出力制御」は?
東北6県・新潟県における再エネ連系量は着実に増加していて、天候や出水状況、需要動向などによっては、今後も4月・5月の休日を中心に再エネ出力制御を実施する可能性があります。
再エネ出力制御の指示内容および実績については当社ホームページ「でんき予報」の「再生可能エネルギー出力制御見通し」でお知らせします。
一方で、天候によって出力が変動するという難しさのある太陽光・風力発電でも、万が一発電しすぎた場合には出力制御を行うことができるという安全弁があるおかげで、安心して電力網への接続量を増やすことができます。接続量が増加した結果、再エネの発電量は、たとえ出力制御が行われる時間帯が生じたとしても、1年を通した全体としてみれば、増加することになります。
東北電力ネットワークは、今後とも、電力の安定供給に万全を期しながら、再エネの最大限の活用と導入拡大に努めていきます。