
スポット価格って何?
いつも、電気新聞一面の下の方に載っている「JEPXスポット価格」。みなさん、仕組みをきちんと理解していますか…?
そもそもJEPXとは「一般社団法人 日本卸電力取引所」の略称(JEPX=Japan Electric Power eXchange)。このJEPXでは、大きく3種類の取引が行われていて、スポット価格とは、この中のスポット取引で決まる価格のことを指しています。

そもそも、スポット取引とは「翌日受渡する電気の取引」のこと。翌日の24時間を30分単位で48の時間帯に分割し、時間帯ごとに売り手と買い手のそれぞれから入札を受け付けて取引を成立させます。JEPXで扱う取引量の9割以上を占める、非常に規模の大きな取引です。

スポット価格ってどうやって決まるの?
スポット価格は「シングルプライスオークション方式」にて価格が決まります。詳しくは下の図で解説しています。
ポイントは名前のとおり、取引価格は一つで決まる(=シングルプライス)ということ。買い注文・売り注文ともに、参加者は様々な値付けをしていますがあくまでも取引価格(=約定価格)は一つで、それに基づいて取引される量(=約定取引量)も決定します。一見難しそうですが、経済学の基本である「需要と供給のバランスが一致する点」で取引が行われるということです。
一方で、必ずしもすべての参加者が希望通りに販売・購入できるとは限らないということでもあります。

最近の卸市場の読み解き方と今後の展望
最近の動向を踏まえた卸市場について、事業戦略部 需給運用センターの鈴木 光明さんに解説いただきました!
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