■秘書室・人財部■植原社外取締役による講演会を実施

 3月6日、東北電力企業グループの経営層を対象に、社外取締役の植原惠子氏が「サステナブルな企業経営につなげるために」と題し、講演会を実施。東北電力の樋󠄀口社長、東北電力ネットワークの坂本社長をはじめ、グループ各社の経営層や女性管理職など、約190名が参加しました。

「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンが重要な鍵」

 冒頭の挨拶で樋󠄀口社長は「顧客のさまざまなライフスタイルや多様なニーズにお応えするために、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン※1が重要な鍵となる」として、「グループ社員一人ひとりが多様な人財の個性を尊重し、それぞれの能力を最大限に発揮することができれば、様々なアイデアが生まれ、変化への適応力も高めることができる」と呼びかけました。

 また、「植原氏※2の講演から得られる示唆や助言も踏まえ、サステナビリティの取り組みを推進し、東北電力グループの成長・発展に生かしていきたい」と述べました。

 

※1 多様な人財の個々の特性を互いに尊重し認め合い受け入れて生かすこと

※2 新卒で大和証券(株)に入社し、初の女性役員として大和証券グループ本社執行役などを歴任。2022年6月より東北電力社外取締役に就任

 

植原取締役の講演

 初めに、植原取締役のこれまでの経験での失敗談やポジティブな体験談に加え、キャリア形成上の鍵となったエピソードを紹介しました。

 また、大和証券グループの取り組みとして、手数料自由化による会社存続の危機感を背景に、女性支店長、部長の積極登用など、本格的なギアチェンジがなされたことを例に挙げ、「自由化により収益基盤の再構築に迫られている今、東北電力グループにとっても大きな転換点ではないか」と問いかけました。

 豊富な経験と知見に基づく訴求力のある言葉の数々に、参加者はとても熱心に聞き入っていました。

 

女性管理職情報交換会とマイノリティ体験研修での気づき

 後半は、今年2月に植原取締役を講師に実施した東北電力グループ女性管理職情報交換会およびマイノリティ体験研修※を振り返り、「女性活躍ではなく、一人ひとりが生き生きと活躍できる職場を目指すべきではないか」、「会社に居られる時間の長さ=生産性、会社への寄与度という高度成長時代の遺物がアンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)になっていないか」などの問題意識を示しました。そのうえで「社員がそれぞれに合う役割や働き方で会社に貢献できていると感じ、東北電力グループの発展に寄与し続けてくれる。その過程でバックグラウンドの異なるリーダー、管理職が産まれ、組織の多様性が増してくるのではないか」と話しました。

 

※女性管理職情報交換会に男性管理職も参加し、女性5名の中に男性1名の構成でグループワークを実施したもの。植原取締役より、「東北電力・東北電力ネットワークでは男性が圧倒的に多く、女性のようにマイノリティ(管理職では2%)になる機会がないため、体験することで気づきと行動変容につながるのではないか」とのアドバイスをいただき、新たな試みとして行ったもの。

 

2月に実施したマイノリティ体験研修でのグループワークの様子

東北電力グループに期待すること

 最後に、植原取締役は「環境の激変時、同質の遺伝子を持った生物は種を存続させることはできない。情報更新の速度とその量が増し続ける今こそ、女性や若手がより活躍できる時代なのではないか。社員一人ひとりが持てる力を発揮し、公私そして心身ともに充実した時間を送ることで、東北電力グループと地域がともに持続的に発展していくことを期待している」と述べ、講演を締めくくりました。

  質疑応答では、組織の中での役割や部下育成、人事評価のあり方など多岐にわたる質問があり、活発に意見交換がなされました。

 

 講演会の様子は、T-nextへアップロードしていますので、視聴可能な方はぜひご覧ください。

 

 

イイね!
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