
1.取り組み概要
上越営業所と上越電力センターでは、日ごろの地域対応で把握したお客さまニーズの解決とともに、地域とのコミュニケーションを深める社会貢献活動の一環として、上越市社会福祉協議会に対し、デイサービスや介護施設等で清掃時に使用していただくタオルを寄贈する活動を2021年度から実施しています。2022年度は、この活動を上越地区所在の東北電力グループ企業10事業所へと広げて実施しました。
2.「より、そう、ちから。」の“深化”に向けて工夫した点
電気事業を取り巻く環境が大きく変化している中、企業グループが今後も持続的に成長していくためには、これまで以上に積極的にお客さまや地域に「より、そう」取組みが必要となっており、上越市内の各事業所では積極的にお客さまや地域のニーズ、課題発掘に向けて取り組んでいます。
このタオル寄贈の取組みは、これまでもよい関係を築いていた同協議会において、清掃用のタオルを必要としていることを聞き取ったことから始まりました。
同協議会は市内に18か所もの介護施設を有しており、各所における衛生管理は、入所者やそのご家族、そして従業員の皆さんの健康や安全を守る点で非常に重要です。各所の清掃で使用するタオルは膨大な枚数が必要ですが、施設従業員や入所者親族からの寄贈では賄いきれず、調達に苦慮していました。そこで、協議会の施設運営における課題を継続的に支援することで、福祉の充実という地域課題にも貢献できると考え、2021年度より東北電力上越営業所と東北電力NW上越電力センターで、各家庭で不要となったタオルを持ち寄り、寄贈することを始めました。
2022年度はただ継続するだけでなく、規模を拡大させるとともに「より、そう、ちから。」を企業グループ全体で実践していく観点から、上越地区所在のグループ各社に声を掛けて実施しました。地域福祉の重要性など、本活動の意義も伝えながら広く協力を呼び掛けた結果、多くの社員の協力を頂き、今年度は計510枚ものタオルを集めることができました。
3. 成果・課題
タオルの寄贈式当日、協議会の橋本会長からは「上越市社会福祉協議会関連の施設は、市内に計18施設あるため、今回、これだけ多くのタオルを寄贈いただいたことは大変ありがたい。すべて大事に使わせていただく」との感謝の言葉をいただいております。
また、電気料金の値上げを表明した中での寄贈活動となったことから「電気料金が2倍近くになり非常に頭の痛い問題である」「収入がほとんどない施設(運営費は行政からの補助金が大半)にはこたえる」「上越火力発電所などの高効率発電所の積極的な活用や原子力発電所の早期再稼働による値下げを期待する」などの率直なご意見をいただきましたが、当社の現状を丁寧に説明することで理解浸透を図りました。
今後も継続的に取り組んで地域福祉を支えていくとともに、同協会のさらなるニーズを汲み取り関係性をより深化させて、当社の存在感を高めていくこととしていきます。