
「より、そう、ちから。プロジェクト」の「これまで」と「これから」(前編)
「より、そう、ちから。プロジェクト」は、6月末をもって「推進サポーター制度」を終了し、7月から新たなステージでのスタートを切ります。これまで、推進サポーターとしてプロジェクトを牽引していただいた皆さんの軌跡を振り返りながら、新たなフェーズに向けた足掛かりとすべく、プロジェクトの「これまで」と「これから」を語り合う座談会を開催しました。前編では、主に「これまで」を振り返りながらお届けします。
「より、そう、ちから。プロジェクト」のこれまで
「より、そう、ちから。プロジェクト」は、「お客さまや地域に選択される企業であるためには、社員一人ひとりが『より、そう、ちから。』に込められた想いを理解するとともに、お客さまや地域に具体的行動で示していくことが重要」との考え方のもと、2016年度にスタートしました。「社員一人ひとりが『より、そう、ちから。』の視点ですべての業務を遂行・体現しており、自発的に『より、そう、ちから。』の視点で業務に取り組む職場風土が形成されている状態」を目指し、「推進者」(各室部長・事業所長)・「推進サポーター」(推進者の補佐役として、各所に1名ずつ配置)・「本店事務局」の協力体制のもとで、社員の皆さんへの定着を目指し、取り組んできました。

2016年の第1期から第7期までに、各所の「推進サポーター」としてご活躍いただいた方は、なんと述べ1,100名超!この間、事務局に投稿いただいた各事業所の「より、そう、ちから。」の取り組みは、700件を超えました。
その成果は数値に表れています。これまでの約7年間にわたる全社一丸となった取り組みの結果、「より、そう、ちから。」の理解度や行動率、自発的な行動姿勢を身につけている社員の割合は、いずれも高い水準に達しています。

「より、そう、ちから。プロジェクト」のこれまで・これからを語り合う座談会
そして7月からは、新しいフェーズでの「より、そう、ちから。」プロジェクトがスタートします。推進サポーターの皆さまのご尽力により、自発的な行動姿勢が定着してきたことを踏まえ、この状態を高いレベルで継続して「よりそうnext」実現に向けた取り組みを一層推し進めていくために、第7期プロジェクトをもって「推進サポーター制度」を終了し、一人ひとりが自発的に「より、そう、ちから。」を体現していくステージに移行します。
新たなフェーズを迎える「より、そう、ちから。プロジェクト」はどうあるべきか、私たち一人ひとり社員はどう行動すべきか―。6月5日、これまで「より、そう、ちから。プロジェクト」にさまざまな立場で関わっていただいた皆さんをお招きして、想いを語り合っていただく座談会を開催しました。ここからはその様子をお伝えします。

【参加者(写真右から)】
- いわき営業所 長塚直樹所長
→「より、そう、ちから。の深化」に向けて積極的に活動いただいている事業所の推進者として
- 東北電力フロンティアプロモーション推進部 穴澤聡美マネージャー
→「より、そう、ちから。プロジェクト」創設当初の事務局メンバーとして
- 青森支社総務広報 佐藤宏樹さん
→若手社員で推進サポーターを務めていただいた方を代表して
- 宮城県北営業所お客さま提案課 佐々木博子担当副長
→これまで複数回にわたって推進サポーターを務めていただいた方を代表して
① 私の考える「より、そう、ちから。」
司会:
まずは、皆さんにとって「より、そう、ちから。」はどういうものか、一言で表してもらいたいと思います。その理由と一緒にご紹介ください。

佐藤さん:「地域に貢献」
私は間接部門に所属しており、直接お客さまと接する機会はないのですが、自分の仕事が他の社員につながっていて、その社員の方がお客さまに接するという意味では、「より、そう、ちから。」の「地域によりそう」という側面に貢献できていると考えています。
穴澤さん:「一人ひとりの想いによっていくつもの形をもつもの」
私は「より、そう、ちから。プロジェクト」の初代本店事務局を務めていましたが、推進サポーターの皆さんとお話させていただく中で、「より、そう、ちから。」の取り組みは「決まった答えがないもの」だと感じていました。それぞれの持ち場・立場や、社員一人ひとりの想いの分だけ、「より、そう、ちから。」はさまざまな形を持っていると思っています。

佐々木さん:「地域の力になるためのふだんからの積み重ね」
最初は特別なことをしなければいけないと考え、なかなか行動に表せない時期がありましたが、サポーターとしての活動を重ねる中で、「より、そう、ちから。」は普段の行いで実践するものだと考えるようになりました。お客さまのため、地域のために、小さなことでも「ふだん(普段)」から、「ふだん(不断)」の行動を積み重ねていくことが「より、そう、ちから。」なのでは、と思います。

長塚さん:「北極星」
北極星は、いつも同じ場所にあって昔は旅人の目印になっていた星です。私にとって「より、そう、ちから。」は「お客さまにより沿う」、「地域に寄り添う」という二つの約束を果たすための、自分自身の行動の指針となっています。悩んだ時には、「お客さまにより沿っているか、地域に寄り添っているか」と問うことで、迷わず進んでいけると考えています。
② プロジェクトの活動を通じて得られたこと

穴澤さん:
プロジェクト開始当時は、一からの立ち上げだったので、私たち事務局も走りながら考える日々でしたが、初代の第1期サポーターの皆さんも本当にたくさん試行錯誤されたと思います。事務局が「推進サポーターのサポーター」として一緒に伴走する役目になりたいと考えていました。そのためには、事務局全員が自分たちの言葉で「より、そう、ちから。」を咀嚼して語れるようになる必要がありましたし、活動をより浸透させていきたいという思いも強く、事務局メンバーで何度もディスカッションを重ねました。
サポーターの皆さんと一緒に悩みながら走り続けることができ、すごく貴重な経験になりましたし、各事業所の取り組みを伺うたびに、事務局としても「頑張らなきゃ!」と、いつも励みになっていました。
司会:
「より、そう、ちから。」は2019年から、東北電力グループのスローガンとなっていますが、東北電力フロンティアにとっての「より、そう、ちから。」とは?
穴澤さん:
「より、そう、ちから。」は東北電力フロンティアのマインドにもしっかり根差していると思います。お客さまのじぶん時間・かぞく時間に合った商品・サービスや、地域の持続的発展のためのサービスなど、よりそう視点を土台にしつつ、「新たなトキメキ」をお届けできるよう励んでいます。また、手法として、デジタルマーケティングにも注力していますが、分析からお客さまのインサイトを把握し、迅速に施策に反映していくことができており、そのような面も、お客さまへのよりそい方のひとつだと考えています。

佐々木さん:
日々のお客さまとの接点は以前より少なくなりましたが、視点は今も昔も変わらず、日常業務において、「お客さまにこうしてあげたらいいよね」など、「どうやったらもっとよりそえるか」を、毎回みんなが考えています。
また、宮城県北営業所は古川電力センターや東北送配電サービス、Eライフ・パートナーズの事業所も同じ敷地内にありますが、自分の会社のお客さまでない方に対しても、「私には関係ない」と言うことなく、どの人もお客さまの立場で考えて、できる範囲の対応をしてくれています。そういうグループの社員であることをいつも誇らしく思っています。
司会:
佐々木さんは、これまで推進サポーターを3回務めていらっしゃいます。社員の皆さんの変化を感じることはありますか?
佐々木さん:
デジタルBRIDGEに掲載されている各所の取り組みを見ていると、これまでの取り組みを継続するだけでなく、それをきっかけとして、お互いの課題を解決していく、という視点で考えて実践するところまで進んできていると感じます。元のマインドは変わりませんが、「地域の役に立つためにもっとできることがあるのではないか」という想いが出てきているのではないかと思っています。

佐藤さん:
私は一昨年、入社2年目で推進サポーターを務めました。最初は推進者をサポートするということに戸惑いもありましたが、実際に活動をしていく中で、「日常業務が『より、そう、ちから。』につながっていく」ということを感じることができ、とても勉強になりました。間接部門の社員は、直接お客さまと接する機会は限られますが、自分たちの仕事がその先の社員を通じてお客さまにつながっている、そう意識することで、「より、そう、ちから。」は体現できると考えています。
司会:
佐藤さんは、2015年の「より、そう、ちから。」制定後に入社されていますが、入社前後で「より、そう、ちから。」の印象に何か変化はありましたか?
佐藤さん:
入社前は、「地域に根差している企業なのだな」という漠然としたイメージを持っていましたが、実際に入社してみて、社員の方々が「地域のために」という想いや使命感を本当に強く持って働いているのを見て、「より、そう、ちから。」は社員の皆さんのマインドそのものなんだなということを改めて感じました。

長塚さん:
いわき市内の3事業所(いわき営業所、いわき発電技術センター、いわき電力センター)では、連携して「活き活きいわきプロジェクト」を行っています。(詳細はこちらの記事をご覧ください)コロナ禍で厳しい状況にあった地元小売業の皆さんを応援しようと2020年にスタートしたもので、多くの人の支えがあって今も続いています。地域のお客さまの声を聞いていると、色々な悩みやお困り事が出てきますが、そうした思いをお話いただけるのも、これまで地域の皆さまと良い関係性を築いてきたおかげだと考えています。双方向のコミュニケーションが非常に大切だと感じています。
司会:
いわき市内の3事業所は、とても積極的に取り組んでいただいています。推進者同士でよく話し合ったりされるのですか。
長塚さん:
定期的に、電力センターの所長代理も交えて4人でミーティングしています。そうした中で、「より、そう、ちから。」についても、「こんなことができるよね」などと話していますし、推進者は各々が各職場で率先して声掛けもしています。このアロハシャツも、いわき市役所が始めた取り組みに賛同し、地域を盛り上げるために皆で積極的に着用しているものです。
