■キラリ☆企業グループ社員にフォーカス■全日本卓球選手権に挑む!
~Vol.2 東北電力(東通村出向) 松本 知也さん~

 東北電力グループでは、従業員一人ひとりが個性を生かしさまざまな分野で活躍しています。そんな皆さんのキラリと光る活躍や多彩な活動などにフォーカスする本コーナー。
 第2回は、青森県東通村に出向している東北電力の松本 知也さんに、全日本卓球選手権への意気込みや、卓球を通じた人とのつながり、地域への想いなどについて伺いました。

今年1月に開催される全日本卓球選手権に、青森県代表として出場!

 昨年11月に行われた「天皇杯・皇后杯2024年全日本卓球選手権大会青森予選会(男子シングルス)」に東通村役場所属として出場し、ノーシードから見事優勝を果たした東北電力の松本 知也さん。

 今年1月22日から東京体育館で開催される全日本卓球選手権に、青森県代表として出場を予定しています。東通村の観光PRに係る仕事に励み、地域の方々と交流を深めながら、卓球に打ち込む姿をご紹介します!

 

☆東北電力 松本 知也さん☆

・現職場 東通村商工観光課 商工観光グループ 行政事務研修員・主査
・出 身 福島県双葉町

 

■「天皇杯・皇后杯2024年全日本卓球選手権大会青森予選会(男子シングルス)」の組み合わせはこちらから。松本さんは1月23日に初戦(試合番号1132)に臨みます!

 

 

―――全日本選手権青森予選会で優勝されたことについて、どのように受け止めていますか。東通村役場の職場の皆さんの反響はいかがでしたか。

 全日本選手権は日本で1番規模の大きい大会であり、今回の予選会には実力者も多く出場していました。優勝を強く意識していたわけではなく、一回戦から難しい試合が続きましたが、一つずつ勝利を積み重ね、男子シングルスの予選会で初めて優勝することができ、率直に驚いています。

 大会当日は、大会会場の隣町で開催された東通村のイベント終了後に駆けつけてくださった上司や、当日選手として大会に出場していた娘さんを持つ役場職員の応援が力になりました。

 職場の皆さんは、私が卓球の活動をしていることを認知していて、大会に出場する度に「結果はどうだったか」と気にかけていただいています。休日も観光PRイベントの対応で忙しい中、大会への出場についても快く送り出してくださり、感謝しています。今回の優勝を皆さんに報告すると、大変喜んでくれて、職場がすごく盛り上がりました。

 

 

■松本さんの全日本卓球選手権出場について、東通村「広報ひがしどおり(令和6年新年号_22ページ)」でも紹介されています。

 

 

―――東通村ではどのような仕事に従事されていますか。仕事のやりがいについてどのように感じていますか。

 2022年7月から東通村に出向しています。初めは企画課でふるさと納税に係る業務を担当し、返礼品を取り扱う農家や漁師の方々と接し、寄附金額を高める仕事に携わりました。2023年4月からは商工観光課で、主に東通村の観光や特産品のPRに係る業務を担当しています。

 現在は、青森県内外のさまざまなイベントへの参画・開催を通じて、東通村の認知度を高めることに注力しています。「前もイベントに来ました」と話してくれるリピーターも増えており、少しずつ認知度が高まっているという手ごたえを感じています。

 仕事柄、東通村のさまざまな方と関わることが多く、最初は馴染むまでに時間がかかりましたが、地道にコミュニケーションを重ねていく中で、顔を覚えてもらって徐々に信頼いただけるようになり、今では「まっちゃん、それわほでやるして(松本君、それはやってあげるよ)」などと、たくさん声をかけてもらえるようになりました。東通村の方々と交流を深め、仲良くなっていることに、やりがいや楽しさを感じています。入社後、「地域の人との距離が近いような仕事がしたい」と希望していましたが、それが今まさに叶っていると思います。

松本さんがおススメする冬の東通村の魅力!

 観光のおススメは「寒立馬(かんだちめ)」です。海に面した下北半島北東端の尻屋崎周辺に放牧されている馬で、厳しい冬の寒風の中でじっと耐えるたくましさや佇まいが見られます。寒立馬を撮影にくる観光客も多く、東通村にも「寒立馬はどこにいるのか」という問い合わせがほぼ毎日きていますが、12月~3月頃まではアタカと呼ばれる冬を越えるための牧草地で見ることができます。

 食べ物では「東通牛」というブランド牛がおススメです。今の時期ですと、すき焼きが人気で、ふるさと納税の返礼品としても提供していますので、ぜひご賞味ください。

 

―――普段の練習はどのような環境で行っていますか。

 東通村には中学校に卓球部がなく、練習相手がいないことから、平日は隣のむつ市に出向き練習しています。出身大学の卓球部OBの自宅に、卓球台を2台置いている卓球場が併設されており、平日は仕事が終わり次第、ほぼ毎日、地元の高校生や社会人と一緒に練習をしています。学生に対しては指導というより、私自身もプレーヤーとして一緒に練習をしながら、同じ目線でアドバイスをしています。休日も同様に、八戸市の大学や青森市の強豪高校の練習にも参加しています。

 学生との練習では技術レベルの差がありますが、自分の意識の問題で解決できたり、逆に制限された中でなければ得られない知恵もあります。

 東通村に赴任する前は、卓球が続けられるか心配していた部分もありましたが、卓球を通じてつながった方々との縁や職場の皆さんのサポートもあり、こうして卓球が続けられています。むしろ今の方が良い環境で練習ができていると思っています。

 

練習時の様子

 

―――卓球を通じて、地域に寄り添い、さまざまな経験をされていると思います。思い出に残っている出来事や仕事に生きたエピソードなどがあればお聞かせください。

 競技歴は20年以上になりますが、人とのつながりの大切さを強く感じています。普段、むつ市で卓球をすることができているのも人のつながりがあってこそです。

 前任地では仙台市内のクラブチームに所属し、宮城県内の高校や大学でも卓球を教えていましたが、当時、青森県から宮城県の高校に来ていた学生がいて、出身を訪ねると青森県の下北地域だと教えてくれました。地図で場所を教えてもらい、「遠くから来たんだね」という話で盛り上がりましたが、まさかその半年後に自分が東通村に赴任するとは…。実はこの学生の親御さんが下北地域の首長を務めている方で、このことを後で知りとても驚きましたが、今では仕事の場でご一緒することもあります。卓球で知り合った人とのつながりが巡り巡って、今の仕事にも生きていて、面白いと思いますし、卓球をやっていて良かったと思っています。

 

 

―――卓球の魅力や楽しさについて教えてください。
 1番の魅力は手軽にできることです。狭いスペースでも卓球台が設置できれば簡単にできますし、プレイヤーが2人いれば成り立ちます。卓球の起源はイギリスにあり、紳士・貴婦人の交流の一つとして行われていたこともあり、コミュニケーションツールとしてもすごくいいと思います。東北地域は少子化が進んでおり、雪国ということもあるため、東北の現状にフィットするスポーツが卓球ではないかと思っています。また、コートやボールが小さいため、筋力だけではない部分が多く、子どもから高齢者まで幅広い年代で楽しむことができるスポーツです。手軽さだけではなく、知略や戦略を多分に発揮できる奥深さも魅力です。
 
 
―――全日本卓球選手権に向けて、練習を重ねているところかと思いますが、改めて意気込みを教えてください。

 今回、私が出場する男子シングルスには220名を超える選手が出場します。1回戦の相手は全国大会で優勝経験がある選手、2回戦は大学の強豪選手と対戦しますが、実力者揃いの本大会では1勝だけでも価値があります。3年前に全日本選手権(男子シングルス)に初出場した際には3回戦まで進出しましたが、4回戦ではスーパーシードと呼ばれるオリンピック出場選手らとも対戦することができるため、今回の目標は「4回戦に進出すること」です。

 組み合わせが発表されてからより緊張感が高まっており、10数年ぶりに高校時代のきつい練習メニューを取り入れ、本気で取り組んでいます。目標の実現に向けて精一杯プレーしたいと思います。

 
 
―――今後の目標について教えてください。

 今後も長く卓球を続けていきたいと思っています。選手としては年齢を重ねるにつれて、体のキレや動体視力などが衰えるかもしれませんが、経験を基にした戦略など、年代に応じた卓球の見せ方があり、今できる最大限のパフォーマンスを発揮し続けたいです。その結果として、全日本選手権への出場も狙っていきたいですし、年代別の大会にも出場し続けたいと思っています。

 東北では卓球が盛んに行われていますが、転勤でいろいろな地域に住むことができるため、その地域の卓球の発展にいささかなりとも寄与できればと考えています。今は選手としての姿を見せることで、地域の子どもたちに刺激を与えたいと思っています。子どもの頃、地域で開催された卓球教室に参加して、レベルの高いプレーを見て刺激を受けたことを覚えていて、微力ながら、下北地域の子どもたちにもそのような機会を設けられないかと考えているところです。

 私の出身地が福島県双葉町で、原子力発電所の近くに住んでいたこともあり、今こうして原子力発電所の立地地域で仕事をしていることに縁を感じています。「東北は住んでいて楽しい、いい場所だ」と思ってもらえるように、地域の一員としてこれからも地域の方と関わりを持ち、貢献したいと思っています。

 

 
デジタルBRIDGE編集者から読者の皆さんへのお願い
 皆さんの職場やお知り合いの企業グループの社員に、地域のためにさまざまな活動をされている方、趣味・スポーツで一際活躍されている方などがいらっしゃれば、ぜひ本企画でご取材させていただきたく、紹介をお願いします(自薦他薦を問いません)。
 以下のデジタルBRIDGE担当者までご連絡をお願いいたします。

 東北電力 ソーシャルコミュニケーション部門(戦略広報ユニット)デジタルBRIDGE担当
  前川(Tel:050-7789-2884、E-mail:maekawa.shota.dt@tohoku-epco.co.jp)

 

イイね!
ページトップへ戻る