
グループ全体の労働安全推進の主軸となる10社が参加 各社がそれぞれ「トップバッター」の意識で臨む
2020年4月に始まり今回で8回目の開催となる本連絡会は、「安全・安心なくして、事業の継続は困難である」との認識のもと、グループ全体の労働安全をリードする目的で、ユアテック、東北発電工業、東北緑化環境保全、通研電気工業、東北ポートサービス、東北送配電サービス、東北開発コンサルタント、東日本興業、東北電力および東北電力ネットワークの計10社が参加しています。
会議は、樋󠄀口社長の「公益的なインフラを担う電気事業者にとって最も大切なことは、請負工事会社・協力会社を含めた仲間の命を守り、地域・社会からの信頼を得ていくことである」とのメッセージから始まりました。
現在は死亡災害をはじめとした重大な労働災害が度々発生する危機的な状況であり、これら死亡災害の共通点として「作業中や片付け中など本作業ではない工程で発生している点」「基本的なルールが守られていない点」が挙げられることを参加者で共有しました。作業者一人ひとりまで指示・注意喚起をしっかり「伝える」こと、そして「伝わっている」ことの重要性を改めて確認しました。
至近の労働災害発生を受けた意見交換
意見交換では、至近の労働災害を受け、各社の安全管理体制を確認するとともに、災害情報や安全サポート情報を協力会社の作業者まで伝える方策や、各社が抱える課題である労働力不足・技術力低下への対策について活発に意見を交わしました。
安全管理体制については、現在はほとんどの会社がライン管理を中心に行っているものの、今後は全社を総括する安全管理者を置くことが重要である旨を確認しました。
災害情報や安全サポート情報の共有については、各社のライン管理で行っている取り組みに加え、安全部門が現場に直接発信する取り組みの紹介がありました。また、労働力不足については、外国人労働者の活用のほか、他社との協働により対処している事例の紹介もありました。

【安全保安管理室からのメッセージ】
東北電力企業グループでは、グループ安全・保安方針のもと、工事会社と連携を強化して、それぞれが役割と責任を意識し、各々が主体となった安全の取り組みを実施することが重要です。また、災害やトラブルは常に現場で起こっていることを念頭に、現地・現物・現人の三現主義※の実践に努めましょう。そのためにも、それぞれの立場に応じた工事会社との対話活動を通じて、問題点や疑問点を引き出すことに努めていただくようお願いします。
※三現主義:机上で現場からの報告を得て満足するのではなく,自ら「現場」にも足を運び,「現物」を見て,関係者(「現人」)とも向き合うという考え方