
20代の若手社員を中心に7チーム15名が参加
東北電力ネットワーク情報通信部では、災害時の対応力や設備保守の技能向上を図ることを目的に「情報通信部門技能交流会※」を隔年で開催しています。
2026年度は、各支社通信センターから20代の若手社員を中心に7チーム15名が参加し、非常災害を想定した通信回線復旧とドローンを使用した巡視作業が行われました。
交流会当日は、髙野社長と阿部常務が視察に訪れ、阿部常務からは参加者に向けて、「今後も技術力の向上に努めていただくとともに、先輩社員として手本となり、後輩の育成にも力を発揮されることを期待しています」との言葉がありました。
※本交流会の前身となる「情報通信部門技能競技大会」においては、各支社間で技能を競う競技大会として開催されていましたが、2024年度からは、作業実施後に各支社間で作業内容の改善点や良好事例などについて意見交換・情報共有を行う交流会として開催されています。
- 東北電力ネットワーク髙野社長視察
- 東北電力ネットワーク阿部常務から参加者へ激励のメッセージ
通信回線復旧作業の様子
災害により、県またぎの通信回線が途絶したことを想定し、2支社対向※での通信回線の復旧作業を行いました。支社をまたいだ作業は日常業務ではあまりないため、対向する他支社との連携が重要なポイントとなります。
作業後の意見交換では、支社間での連携の難しさや、作業ステップごとの気づき・改善点に関する意見が多く挙げられました。
※対向:通信回線でつながっている相手側の拠点のこと。拠点同士が連携しながらタイミングを合わせて行う作業を「対向作業」といいます。
- 作業前の危険予知活動(TBM-KY)
- 作業の様子
- 作業後の意見交換
ドローンを使用した巡視作業の様子
災害時には、ドローンを使用した設備の健全性確認が想定されることから、総合研修センターの講堂(体育館)内に特設コースを設置し、ドローンによる模擬的な設備巡視が行われました。コース上には、目視での飛行が難しい箇所もあり、操縦者と補助者(誘導員)の連携が重要なポイントとなります。
同じ作業においても、支社ごとにさまざまな工夫があり、作業後の意見交換では、「他支社の誘導方法を参考に、『操縦者がどのように伝えてほしいのか』その立場にたった伝え方ができるようにしていきたい」といった意見が多く交わされました。
- ドローン操作における補助者による誘導
- 模擬設備の巡視
参加者の声
<新潟支社 通信センター 布袋谷 龍さん>
今回の交流会は、日々の業務で培ってきた技能や知識を他支社と共有し、今後の業務に結びつけることのできる非常に有意義な場になったと感じています。また、自身の現時点での技能水準や課題を再認識することができ、今後のスキル向上に向けた指針を得る機会となりました。
最後に
参加者は、本交流会への参加・事前練習を通じて、災害時の対応力や設備保守の技能向上が図られました。また、他支社の作業を相互に見学し、意見交換を行うことで、良好事例が共有されました。その結果、新たな気づきの獲得につながり、情報通信部門全体としてのスキルアップや一体感の醸成に寄与しました。
情報通信部では、今後も、交流会を継続開催していくこととしています。
- 関係者(参加者・応援者他)記念撮影