
「気づく・話す・直す」の実行力強化に向けて
東北電力の販売カンパニーは、さらなる販売拡大に向け、多様なアイデアや建設的な意見を積極的に取り入れる「挑戦、成長できる組織」への転換を目指しています。その中で課題の1つとして挙げられているのが「『問い直す意識』の弱さ」です。これは、現状維持を良しとする傾向や、「気づいたことを職場内に発信できていない」といった事業所の声としても表れており、販売カンパニーでは、この現状維持バイアスから脱却するため、教育を含めた取り組みを進めています。
今回の教育はこのうち、一人ひとりの意識改革を通じた「気づく・話す・直す」の実行力強化を目的に実施したものです。カリキュラムでは、特に「気づく・話す・直す」のファーストステップである「気づく・話す」の必要性と、そしてその前提となる「心理的安全性」の重要性の理解に重点を置き、社内の関係個所による講義を行いました。
| 講義担当室部 | テーマ | 講義のねらい、目的 | |
| 1日目 | 安全保安管理室 | 心理的安全性の高い職場づくり | 風通しの良い職場づくりの重要性を理解する |
| 人財部(労務・人財戦略) | パワーハラスメントの正しい理解 | パワーハラスメントに関する正しい理解と適切なマネジメント行動を促進する(ハラスメントを過度に意識しないようにする) | |
| 2日目 | リビング営業部(リビング統括) | 景品表示法、特定商取引法 |
「気づき」の幅を広げる 取扱いや運用ルールの背景などの本質的理解を促進する |
| リスク・コンプライアンス統括部 | 独占禁止法 | ||
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リスク・コンプライアンス統括部 販売戦略部 |
電気事業法(行為規制) |
教育では「気づく」「話す」「心理的安全性」の3つの観点から講義を行いました。
「気づく」の観点では、気づきの幅を拡げることを目的に、販売カンパニーの業務に関連する法令について、制度の背景や考え方への理解を深める講義を行いました。
また「話す」の観点では、職場づくりやマネジメントに関する課題や工夫について、参加者間で意見交換を行いました。参加者は対話を通じて、自身にはない考えや新たな気づきに触れることができ、「話す」ことの重要性を改めて実感しました。
受講者からは、「実務上のポイントを効率よく学べた。コンプライアンス遵守の重要性や職場における気づきの発信の必要性について改めて認識を深めることができた」との声が聞かれました。
そして「気づく・話す」の前提となる「心理的安全性」の観点では、安全保安管理室による職場づくりに関する講義が行われました。
この講義では、JR東日本から出向している吉田副室長を招き、三現主義(現地・現物・現人)を徹底し、現場と真摯に向き合う安全保安管理室の取り組みを紹介。吉田副室長は販売カンパニーにおける職場づくりにも通じるものとして、現場の安全を守るための考え方を解説しました。さらに、三現主義の実践例として、自身のJR東日本時代の体験談も交えながら、「伝える」ではなく「伝わる」ための言葉選びや、「なんでも言える職場づくり」を実現するための考え方を説明しました。
講義の終わりには、参加者が持ち寄った日常業務における気づきや課題について、小人数のグループで全員が発話する対話「フラットミーティング」を実施しました。参加者は2回のフラットミーティングを通じて、管理職として抱えている悩みや課題を率直に話し合いました。
販売カンパニーでは今後も、「気づく・話す・直す」の実行力向上と、その前提となる「なんでも言い合える職場づくり」の実現に向け、教育をはじめとした様々な取り組みを進めていくこととしています。

