
さて、最近よく聞く「サステナビリティ」という言葉、皆さまどの程度知っていますか?本シリーズでは、皆さまの素朴な疑問にお答えします!
素朴な疑問にお答え!よく分かるサステナビリティ
第1回~ところでサステナビリティって何?~

CMや新聞で最近よく見る言葉だけど、そもそも「サステナビリティ」ってどういう意味なの?
直訳すると「持続可能性」という言葉で、地球環境や人間社会などが、機能やシステムを失わずに、長期的に良好な状態を維持させようとする考え方として認知されているね。
「地球環境の持続可能性」については、二酸化炭素削減に向けた動向がイメージしやすいかな?
身近な例を挙げると、パソコンやスマートフォンで有名なAppleは、自社だけでなく、世界中にある製造パートナー110社以上が、Apple製品の製造に使用する電力を100パーセント再生可能エネルギーに振り替えていくことを発表したんだ。
安価で高品質な部品を製造したとしても、環境に影響を与える二酸化炭素を排出する企業とは取引しないという、Appleの経営方針が示されたということだね。


あの有名なAppleも取り組んでいるんだね!
地球環境の持続可能性というのはイメージが付くけど「人間社会の持続可能性」ってピンとこないなあ。
サステナビリティの考え方に含まれる「人権の尊重」を例に考えてみようか。
とあるアパレル会社が「生産過程で中国のウイグル族に強制労働させているのではないか」とニュースになっていたことは知っているかな?
安価な商品を製造・販売することは、企業・消費者の利益につながることだけれども、その過程において他者の人権を損なうことは、健全な社会づくりに反する。これがサステナビリティでいう「人間社会の持続可能性」の考え方の一つなんだ。


企業や消費者の金銭的な利益だけではなく、社会全体を、よりよくする必要があるということなんだね。
そのとおり!そういった意味では新型コロナウイルスへの対応全ても「人間社会の持続可能性」に関わっているといえるね。


じゃあワクチン開発もサステナビリティの取り組みと言えるのかな?
もちろん!他にも、在宅勤務やWEB会議システム導入といった会社制度の整備もそうだし、マスク増産といったコロナ禍を乗り越えるための商品展開というのも当てはまるよね。
どのような状況でも持続でき、企業と共に成長し合える社会をつくることがサステナビリティの考え方なんだ!


サステナビリティの課題は他にはどんなものがあるの?


10番目にある「人や国の不平等をなくそう」というのが、さっき教えてもらった「強制労働」とも関わってくるんだね!

なるほど、世界中でこういった考え方が取り入れられているんだね。

