
原町火力発電所の概要やカーボンニュートラルに向けた取り組みについて学ぶ
この勉強会は「当社を知る・考える・創り変える」取り組みの一環として実施しました。原町火力発電所の鈴木文博所長が講師を務め、福島県内の全事業所からテレビ会議システムを通じて358人が参加しました。
前半は、原町火力発電所の概要や火力発電事業を取り巻く環境変化への対応に関する講話が行われました。
原町火力発電所の仕組みや役割から始まり、再生可能エネルギーの導入拡大に伴う対応、非効率石炭火力に関する規制的措置、カーボンニュートラルの達成に向けた当社の取り組みに至るまで、多岐にわたる内容について解説がありました。
出席者からは「タイムリーな話題であるカーボンニュートラルについて詳しく学ぶことができた」「非効率石炭火力のフェードアウトをどのように実現するのか疑問に思っていたが、具体的な取り組みを知ることができた」といった声が聞かれました。
- 鈴木所長(左上)による講演
- テレビ会議システムを通じて、多数の人が参加しました。
東日本大震災からの早期復旧を可能にした東北電力マインド ~不屈と前進~
後半では、東日本大震災で甚大な被害を受けた当時の原町火力発電所の状況や復旧までの道のりについて、動画や写真、鈴木所長本人の体験を交えて紹介がされました。
震災時、原町火力発電所には、18メートルもの津波が押し寄せ、タービン建屋や揚炭機、サービスビルなどが壊滅的な被害を受けました。発電所を最初から造り直した方が早いと言われるほどの被害規模でしたが「不屈と前進」を合言葉に、わずか2年で営業運転を再開。鈴木所長は当時、技術課長として復旧対応に従事していて「『原町の奇跡』とも言われた早期復旧は、全員が決して諦めることなく、使命感と責任感を持って作業に取り組んだ結果」と振り返ります。復旧工程に大きな影響を及ぼすケーブルの撤去・敷設を2チーム平行で作業したことや、復旧工事にあたり「できない理由を考えるのではなく、どうしたらできるかを考えるべき」と関係者らと何度も粘り強く議論を重ねた結果、当社の熱意が共感を呼び、チーム原町としての一体感が生まれていったことなど、実体験に基づくエピソードを紹介いただきました。
出席者は時代が変化していく中においても、電力の安定供給を支える東北電力マインドを決して忘れることなく、地域の復興・発展に貢献していくとの思いを改めて強くしました。
福島支店は、今後も機会を捉えながら、県内事業所を対象とした勉強会を開催していくこととしています。

復興・発展への思いを強くしました。