
再生可能な純国産エネルギーのさらなる活用に向けて
横川水力発電所は、蔵王山を水源とする一級河川阿武隈川の上流、白石川支川より取水した水を長老湖へ導水し発電する水路式の発電所です。
同発電所は1928年の運転開始以降、88年が経過し高経年化が進んだことから、継続して水資源を有効活用するため、2016年8月より設備の全面的な改修工事を実施し、2021年12月17日に営業運転を再開しました。

本工事では、使用水量を変えることなく水車形式の変更によって発電効率の向上を図り、最大出力を200kW増加(1,800kW⇒2,000kW)させました。また「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」(FIT法)の認定を受け、当社初となるリプレースFIT認定個所として、FIT法に基づく調達価格(15円/kWh、調達期間20年)での売電を開始しています。
リプレース工事前後の設備概要
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工事前 |
工事後 |
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発電所形式 |
水路式 |
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最大出力 |
1,800kW |
2,000kW |
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有効落差 |
116.1m |
115.7m |
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使用水量 |
2.09m3/s |
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水車形式 |
横軸二輪単流二連フランシス水車 |
横軸単輪単流フランシス水車 |
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台数 |
1台 |
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運転開始時期 |
1928年11月 |
2021年12月 |
『安全、稼ぐ、つなぐ』を⾏動で、⽔⼒発電の価値向上!
電力の安定供給の一翼を担ってきた歴史ある発電所のリプレース工事に、やりがいと誇りを感じながら、安全最優先で工事を進めてきました。本工事に携わられた多くの関係者の皆さまのご協力のもと、無事故・無災害で運転再開を迎えることができました。

宮城発電技術センターと工事関係者で運転再開を祝い記念撮影
東北電力は、国内最多の205か所、出力約245万kWの水力発電所を保有しています(東北電力NWでも佐渡に4か所保有)。水力部門では安全最優先のもと、利益を生み出す発電所を構築し、設備、技術を将来につなぐため「安全、稼ぐ、つなぐ」を合言葉に、引き続き再生可能な純国産エネルギーである水力の有効活用に向けて、一丸となって取り組んでいきます。