実践!エネコミコーナー
~女川原子力発電所のいま⑤~

 女川原子力発電所で現在進められている安全対策工事は、今どんな状況なの?
 なかなかみることのできない現場の様子をシリーズで紹介していきます。

電源の確保 ~ 高台から原子炉建屋へ電力を供給 ~

 再稼働に向けて着実に歩みを進める⼥川原⼦⼒発電所。2022年度中の⼯事完了に向けて現在実施されている安全対策⼯事の模様をシリーズで紹介していきます。今回は電源確保対策の一つである「ガスタービン発電機」から原子炉建屋や緊急時対策建屋へ電力を供給するために必要な屋外電路工事を中心に見ていきましょう。

 

 

※各対策の取組状況はホームページで紹介しています。

「女川原子力発電所安全対策実施状況」

(https://www.tohoku-epco.co.jp/electr/genshi/safety/onagawa/summary.html)

なぜ、ガスタービン発電機を設置するの?

・従来より、女川原子力発電所は5回線の外部電源(送電線)から電力の受電が可能であり、外部電源が喪失した場合に備えて非常用

 ディーゼル発電機が設置されております。
・新規制基準では、上記に加え電源供給の信頼性をさらに高めるため、代替電源設備を設ける必要があります。
・代替電源設備の一つであるガスタービン発電機は、非常用ディーゼル発電機と同じ要因(例:津波)により同時に機能が喪失しない

 よう、原子炉建屋と離れた海抜約59mの高台に設置することとしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

高台から原子炉建屋まで延べ6.5kmにわたり動力ケーブルを敷設

・ガスタービン発電機の設置場所である緊急用電気品建屋から電力を供給するためのケーブルは、自然現象(例:竜巻等)の影響を

 考慮して地中に埋設することとしております。
・緊急用電気品建屋から原子炉建屋間(約1.3km)に敷設するケーブルは、延べ約6.5km※となり、これは、おおよそ本店ビルから

 地下鉄泉中央駅までの距離に匹敵します。

 

※ポンプや弁を動かすための動力ケーブルの延べ敷設距離(実際には動力ケーブルの他に制御ケーブル等も敷設することとなります)

 

 

イイね!
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