
新設工事の概要
広域系統整備計画として、電力広域的運営推進機関が策定した「東北東京間連系線の2ルート化」。東北電力ネットワークが事業実施主体として送電線・開閉所・変電所の建設工事を進めており、このたび、「宮城丸森幹線」「宮城丸森開閉所」の本格工事を開始しました。
「東北東京間連系線」2ルート化の目的については、過去の記事をご覧ください。




「開閉所」の役割は?

現在の状況は?
【宮城丸森幹線】
各鉄塔への仮設運搬路の造成や伐採工事、通勤用モノレールの設置ならびに鉄塔基礎工事に向けた敷地内の仮設工事を行っています。
- 2工区 No.41~No.42通勤用モノレール
- 6工区 No.170~No.171仮設道路造成作業
【宮城丸森開閉所】
開閉所の敷地造成工事を実施しています。
- 搬入道路工事(法面整形状況)
- 開閉所全景
なお、鉄塔用地、線下用地および開閉所用地などの事業用地の取得は概ね完了しています。
2022年10月11日(火)には、宮城丸森幹線の本格工事開始に合わせ、櫻岡大神宮にて安全祈願祭を執り行いました。

送変電建設センター倉成所長、広域連系線宮城立地事務所、宮城工事所の関係者ならび各工区現場代理人が参列
担当者にコメントをいただきました!
本工事を担当するのは、「送変電建設センター宮城工事所」(宮城丸森幹線)と「送変電建設センター(変電)」(宮城丸森開閉所)、「宮城支社の広域連系線宮城立地事務所」です。

今回、宮城丸森幹線新設工事担当者の堤さんと宮城丸森開閉所工事担当の田場川さん、用地担当者の髙内さんにコメントを頂戴しました。
宮城丸森幹線新設工事担当者 送変電建設センター 宮城工事所 堤貴洋さん
宮城丸森幹線新設工事のうち、白石市から丸森町に至る第5、6工区(計46基)の施工管理や本工事の林地開発協議、資材管理などを主に担当しています。
昨今の環境意識の高まりから、行政や地域などと連携して自然環境に配慮して進めており、また全国大での電力の安定供給に寄与する重要な仕事の一端を担っていることから、充実した日々を送っております。
今後も宮城丸森幹線の使用開始に向けて、無事故・無災害で着実に進めていきます。

宮城丸森開閉所工事担当 送変電建設センター(変電)田場川峻さん
宮城丸森開閉所新設工事は、国内最大規模となる送電線10回線を有し、当社初となる50万ボルト開閉所を新設する工事です。敷地造成工事を2年前から実施。これから電気工事を行い、使用開始が5年後と、長期にわたる工事となります。
東北東京間連系線チームでは課長以下6名体制で、東北東京間連系線2ルート化(宮城丸森開閉所、宮城中央(変)500kV引出ならびにSR設置の計3件)の施工管理をしています。
通常の工事に加え、新技術の活用検討など、時間を要したり・苦労したりする点が多くありますが、安定供給・再エネ導入拡大に寄与する重要な仕事を担えている実感があり、充実した日々を送っています。
今後も宮城丸森開閉所の使用開始に向けて、計画段階から引き継いできたバトンを、無事故・無災害で次の方々へ届けられるよう業務に取り組んでまいります。

用地担当者 広域連系線宮城立地事務所 髙内直彌さん
広域連系線宮城立地事務所は、所長以下11名で東北東京間連系線工事の用地取得を行っています。
私は、宮城丸森幹線新設工事のうち、川崎町から白石市(約32km)までの事業用地(鉄塔・線下用地)および工事用地(一時的に必要な周辺土地)の取得業務を担当しています。
本工事は、通常の工事と比較にならないくらい送電設備が大きく、工事用地の範囲が広いため、地権者が非常に多くなります。そして、保安林解除や林地開発許可など、ほとんど経験したことがない法手続きが多くあります。
このため、所員全員が一丸となって『総合力』を発揮し、計画した時期に運開できるよう、用地確保に向けた対応に全力を尽くしています。
無事に着工することができたのは、2017年7月の事務所開所以来ご協力いただいてきた地権者や地域の皆さまをはじめ、努力してきた多くの所員のおかげです。心から感謝しています。
この夏、高校野球で仙台育英が念願の白河の関越えの快挙を達成しました。
我々も後世に誇れる送電線の建設に向け、引き続き尽力してまいります。
