安全・安心なくして事業の継続は困難
2022年度は、労働災害および交通事故により3人の尊い命が失われ、1998年以降、24年連続して発生していた死亡災害を断ち切ることができませんでした。
今回の合同安全大会は、新年度を迎え、連続している労働災害を撲滅するため、その発生状況やトップマネジメントの役割などを確認し、安全について深く考える機会として昨年度に続き開催されたものです。
本店・本社と各事業所をテレビ会議システムで繋ぎ、樋󠄀口東北電力社長と坂本東北電力ネットワーク社長をはじめ、両社の経営幹部・事業所長など約200人と多数の社員が参加しました。
冒頭、出席者全員でこれまで殉職された方々に黙とうを捧げた後、樋󠄀口社長が訓示を述べました。
樋口社長は、死亡災害が断ち切れない理由として、被災のリスクが高い作業者の方々にまで思いを十分に伝えきれていないことを挙げ、安全意識を隅々まで浸透させることの重要性を呼びかけるとともに、安全は事業を進めていく上での土台であり、安全・安心なくして事業の継続は困難であると話しました。そのうえで、心がけて欲しいこととして次の3点を強調し働く仲間が一体となって熱量の高い継続した安全活動を行い、死亡災害の根絶を実現しようと呼びかけました。
- 過去の災害を振り返り、自ら現場に足を運び作業者の視点で被災リスクや弱みを見つめ直し、手を打つ
- 協力会社の作業者に対して「伝える」から「伝わる」よう、繰り返し何度も話す
- 安全大会を現場レベルでも開催し、現場作業者の意見や要望に耳を傾け、作業環境の改善を考える
- 黙とうを捧げる出席者
- 死亡災害の根絶を呼びかける樋口社長
労働災害の教訓を継承
続いて、痛ましい災害や事故を二度と起こさないために、昨年度発生した2件の死亡災害・事故について、TN土木建築部と女川原子力発電所より概要と再発防止策の説明がありました。大和田TN土木建築部長と阿部女川原子力発電所長からは、災害・事故発生時の想いが紹介され、参加者全員が災害・事故の教訓を自分事として捉えて考える機会となりました。
- 東北電力ネットワーク土木建築部 大和田部長
- 女川原子力発電所 阿部所長
安全活動のポイント
労働災害事例の紹介に続き、昨年12月14日に開催した「第一回安全表彰」において安全行動社長賞を受賞した上越火力発電所と気仙沼電力センターから「安全の取り組みで工夫した点」「労働災害を発生させない方法」など、労働災害撲滅につながる安全活動のポイントについて具体的な取り組み内容の発表がありました。
- 上越火力発電所 石井安全主査
- 気仙沼電力センター 菅野安全主査

労働災害の根絶を宣言
その後、各設備部門を代表して、6名の若手社員が「わたしたちの安全宣言」と題した映像を通じて、安全意識の高い活気あふれる職場作りに取り組むなど自ら考えた安全を宣言するとともに、大会の最後には送変電建設センターの倉成所長が、「時代に即した施工技術やツールを活用しながら、携わる一人ひとりに届く・感じてもらえる安全対策の充実を図る」と力強く宣言しました。


送変電建設センター 倉成所長
出席者一同は今回の安全大会を通じて、「私たち自身と仲間を災害から守る」という思いを改めて誓い合い、全員の決意としました。
【安全保安管理室からのメッセージ】
本安全大会に関する配布資料ならびに動画は、リンク先に登録しておりますのでご覧ください(東北電力・東北電力ネットワーク社員のみ)。
【資料リンク先】
「H.A.N.D.S安全保安管理室/安全・品質管理室ポータルサイト」2023年4月安全大会資料
【動画リンク先】
「T-next」第二回 東北電力・東北電力ネットワーク合同安全大会
