
上越警察署と連携した年に一度の「不審者侵入対応訓練」
上越火力発電所は、11月20日(月)に、上越警察署と連携した「不審者侵入対応訓練」を実施しました。
2022年12月に営業運転を開始した上越火力発電所では、電力の安定供給を果たすため、日常の設備パトロールや保全点検などのハード面に加え、災害時や不測の事態への対応力向上に向けた各種訓練といったソフト面の取り組みも進めており、今回の訓練は、この一環として昨年度に続き実施したものです。
訓練では、「刃物を持った不審者が警備員の入構確認・制止を振り切って強行突破した」という想定のもと、“警察への通報、社内の情報伝達、放送設備(ページング)を用いた構内従事者への周知、駆け付けた警察官による制圧逮捕”までの流れを確認しました。
大声を出しながら暴れる不審者を警察官4人が盾やさすまたを使いながら取り押さえる様子は、実戦さながらの緊張感と迫力にあふれる場面となりました。
- 不審者が刃物で警備員を威嚇
- 警察官が不審者と対峙
- 盾や“さすまた”を使い不審者を制圧逮捕
- 不審者の身体検査

不審者を警察車両へ連行
電力の安定供給を守るため、官民が連携して取り組む
訓練後、上越警察署の内山利明警備課長は、取材に訪れた報道陣に対し「火力発電所などの重要施設における不法事案の発生は、地域の治安や市民生活に著しい影響を及ぼす。今回の訓練を通じて、上越火力発電所と対応要領を確認できたことは大きな成果。加えてこのような事案を未然に防止するためには、警察の取り組みに加え、関係機関や民間事業者、さらには地域住民の協力も不可欠。不審に思うことがあれば、些細な事でも警察へ通報をお願いしたい」と述べました。
また、上越火力発電所の西村所長は「今回の訓練を通じて、発電所が運転中である状況や人事異動による所員の入れ替わりなどの変化がある状況においても、所定の通報・情報伝達手順や警察との連携体制が有効に機能することを確認できた。また、発電所は、電力の安定供給はもとより、所員の人命を守ることも大切。万一不審者が侵入した場合でも、すみやかに適切な行動が取れるように訓練を重ねていきたい」と話しました。
上越火力発電所では、引き続き、緊張感を持って発電所の安定運転・トラブルの未然防止に努め、電力の安定供給に全力を尽くしていくこととしています。
- 上越火力発電所の全景
- 発電機・タービンが設置されている発電所本館建屋