
~“廃棄から循環”を学ぶ~
勉強会では「廃棄物の発生抑止と循環利用により、資源の消費を抑え、環境負荷を低減させる社会」を目指すための具体例として、廃棄された木くず(自然木)を資源として再生し、サーマル(燃料)やマテリアル(原料)として活用する循環型社会実現に向けた取り組みの大切さについて説明を受けました。
その上で、東北電力グループの一員であるグリーンリサイクル(株)が、電力インフラ設備(主に配電)から発生する伐採木を「循環資源」として捉えたリサイクル事業を行うことによって、グループ全体として循環型社会・脱炭素社会へ貢献していることを学びました。


~廃棄物が資源に生まれ変わるプロセスを知り、新たな事業のタネを考える~
グリーンリサイクル(株)は平成13年5月、ユアテックが100%出資し設立されました。宮城県富谷市成田に本社、岩手県北上市と福島県二本松市にそれぞれ工場を保有。東北6県と新潟県で行われている電力インフラ設備の保守や建設工事から発生する伐採木を、工場に収集運搬して破砕処理(チップ化)し、サーマル(燃料)やマテリアル(原料)として他企業や一般需要へ提供しています。
勉強会当日は、ユアテック塩釜営業所から阿部所長、千葉配電課長が、電力センターから志摩所長をはじめ18名が参加。講師を務めたグリーンリサイクル(株)の千葉社長からは事業概要の説明とともに、“二本松工場が稼働した際、東日本大震災の影響により、放射線の関係で処理したチップなどを福島県から他県に移動、処理できない事態に陥った”という会社の存続にもかかわった貴重な話があり、参加者は真剣に耳を傾けていました。
また、今後も地に足がついた力量で、法令遵守と高い倫理観を持ち企業価値向上を目指して、地域社会の皆さまとともに持続可能な社会形成に貢献して行くとの力強いメッセージもありました。
- 北上工場
- 二本松工場
~参加された東山さんの感想~

配電工事課 東山 智裕さん
配電部門でも、伐採工事は大変重要な工事で、普段から密接に関わっている為、伐採木のその後の処理に興味がありました。資源を有効活用し天然資源としての新たな価値を生み出していること、廃棄されていた伐採木くずを木質チップに再生することで、火力発電所などで再利用されていることをお聞きし、廃棄物に無駄が無いこと、カーボンニュートラルの取り組みに貢献していることを知り大変勉強になりました。自身も新たな視点で物事を見ることを心掛け、今後の業務に生かしていきたいです。


