■安全保安管理室■他電力会社合同 ユアテック安全啓発センター設備視察を実施

 安全保安管理室は3月3日、他電力会社と合同でユアテック安全啓発センターの設備視察を実施しました。本視察にはユアテックの協力のもと、東京電力HDとその関係会社2社(関電工、東京エネシス)が参加し、意見交換も行いました。

ユアテック安全啓発センターの視察

 ユアテックは作業現場に直面する危険に対し、その怖さの疑似体験が可能な設備を用いて、社員やグループ会社、協力会社などで働く仲間の危険に対する教育を行うための施設「安全啓発センター」を宮城県富谷市に保有しています。今回の視察は、東京電力HD、関電工、東京エネシスの、安全に関する研修設備の情報収集やVRを活用した危険体感研修の実施検討における課題発掘といった目的のために実施し、安全保安管理室、ユアテック、東京電力HD、関電工、東京エネシスより25名が参加しました。玉掛け作業時の挟まれ事象、高圧配電線における短絡、墜落・転落時の衝撃や飛来・落下の衝撃といった危険体感項目をユアテックの講師が実演するとともに、研修生への説明・実演方法を紹介しました。

 

 

VRを活用した研修の体験

 

 VRを活用した危険体感研修(以下:VR研修)では、東京電力HDから3名、関電工、東京エネシスからそれぞれ1名ずつが体験し、ユアテックの講師からVR研修体験者へのフォロー方法やVR体感時の安全対策方法について紹介がありました。また、VR研修を複数人が受講する場合、待機している受講生に対してユアテックが作成した災害事例CGを視聴してもらい、待機時間の有効活用やVR研修を新鮮な状態で受講してもらう工夫についても説明がありました。

 

 

安全に関する研修設備や危険体感訓練・研修に関連した意見交換

 最後に、安全に関する研修に対し工夫している点や課題について意見交換を行いました。現場の危険感受性を高める取り組み(危険体感訓練やVR研修)も重要であるが、「いかに実際の現場で作業員が危険を予知できるかが重要であり、作業者への伝え方・伝わり方が課題」という点について話題となりました。その課題に対し、安全部門が現場に足を運んでTBM-KY※に参加することで「リスクの洗い出しの支援をする」、「1人作業時でもTBM-KYできるように扱いやすいアプリを作成する」といった取り組みについて東京電力HD、関電工、東京エネシスから紹介がありました。また、ユアテックで作成している災害事例CGは作業者に分かり易く伝える手法として有効なツールであるといった評価する意見もありました。

 安全保安管理室では、今後も継続的に他社との安全の取り組みに関する情報交換を行い、東北電力グループの安全施策に取り入れる取り組みを進めていくこととしています。

 ※TBM-KY「TBM(ツールボックスミーティング)-KY(危険予知)」:作業前にその日の作業内容や工程を確認し、その作業現場に潜む危険を抽出し対策を立てることで作業を安全に行うための活動

 

意見交換の様子

 

イイね!
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