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PRセンターでの概要説明後、発電所構内へ
PRセンターに集合した参加者は、作業服への着替えを済ませた後、発電所広報グループ担当者から発電所の概要について、DVDやパワーポイントの資料を使用した説明を受けました。続いて、発電所構内への入構手続きを経て専用バスに乗り込み、発電所へ向けて出発※。
※今回は社員向けの見学会のため割愛しましたが、通常の見学ではアテンダントによるPRセンター館内の案内も実施しています。
10分ほどバスに揺られ、発電所構内に到着。まずは津波被害の恐れがない海抜60mの高台エリアにある安全対策設備を見学しました。
「緊急時対策建屋(緊急時の指揮所)」「淡水貯水槽(非常時の冷却水確保対策)」「ガスタービン発電設備(非常時の電源確保対策)」などの構造や機能についてバス内で担当者から説明を受けました。設備そのものに関する話題に加え「現在の高台エリアにはさまざまな設備が設置されているが、もともとは山林が広がる場所だった」といった発電所の変遷についての説明もありました。
続いて移動したのは、海抜29m、総延長800mの防潮堤。発電所を守るように設置されています。防潮堤設置エリアの付近に既に重要な設備があることや、海側へのアクセスを確保するため、800mのうち680mは「鋼管式鉛直壁」、残りの120mは「盛土式の堤防」と、異なる2つの構造を採用していることなどについて、説明がありました。
- あいさつをする羽根川課長
- 概要説明をする小高主査
- 防潮堤の説明を受ける参加者
いよいよ2号機の建屋内へ
バスで構内を一巡した後、いよいよ2号機の中へ。いくつかのゲートを通過し、専用の保護衣(帽子・手袋・靴下)と線量計を身に着けて建屋内に入ります。
原子炉建屋オペレーティングフロア
初めに向かったのは、使用済燃料プールや原子炉真上の部分がある「原子炉建屋オペレーティングフロア(通称:オペフロ)」。屋根や壁の耐震補強や、触媒の働きで水素を酸素と結合させる「水素再結合装置」などの説明を受けながら、フロアの中を歩いて回りました。
- オペフロをガラス越しに見渡す
- 耐震補強や安全対策設備の説明を受ける
フィルタ付格納容器ベント装置
次に向かったのは、原子炉格納容器の過圧破損防止対策として設置された「フィルタ付格納容器ベント装置」。格納容器内の気体を外部に放出する際、特殊なフィルタなどを通すことで、環境中への放射性物質の放出量を1/1,000以下に抑制できる設備です。BWR特有の設備であることなどについても説明がありました。

フィルタ付格納容器ベント装置が設置されている室内
タービン建屋オペレーティングフロア
最後に向かったのは、高圧タービン・低圧タービン・発電機がある「タービン建屋オペレーティングフロア」。毎分1,500回転の速さでタービンが勢いよく回転する音が聞こえてきます。タービンと発電機の接合部からは、回転している軸の一部も見ることができ、まさに五感で発電所を感じることのできる場所です。

高圧・低圧タービンの羽根の違いについて説明を受ける
参加者の反応
普段はなかなか見ることのできない2号機建屋内まで入った今回の見学会。参加者からは以下のような感想が聞かれました。
【ソーシャルコミュニケーション部門(当時)】
動いている発電所の雰囲気を肌で感じることができた。規制をクリアして工事されたことを実感し、携わった方には頭が下がる。今日感じたことを今後の後輩の指導・育成や報道対応に生かしていきたい。
【原子力部】
節目節目で訪れるたびに変わっていく発電所の様子を見てきたが、足場も外れ、従来よりも格段に見学しやすくなっていた。タービンの回転音から、まさに運転していることを実感したが、自分の目で見ることが、人に伝えるうえで重要であることを再認識した思いである。
【宮城支店】
設備の大きさなどを実感することができ、お客さまにVR動画を見ていただく際に大いに役立つ内容であった。フィルタベントについても今日の説明で初めて分かったことがあり、今後のお客さまへの説明に生かせると思う。
女川原子力発電所では今後も、社員の社外対応力の向上や、地域からの理解・信頼感向上のため、建屋内を含むインナー向け見学会の受け入れをしていきます。日程や人数、時間帯など、事前調整が必須となることから、ご希望がありましたらお早めに女川原子力発電所総務部(広報)までご相談ください。
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