
■キラリ☆企業グループ社員にフォーカス■水泳競技を通じて東北に活力を! ~Vol.13 東北電力 武田 聡さん~
東北電力グループでは、従業員一人ひとりが個性を生かしさまざまな分野で活躍しています。そんな皆さんのキラリと光る活躍や多彩な活動などにフォーカスする本コーナー。第13回は、マスターズ水泳連覇を始め多くの功績を残している東北電力の武田 聡さんに、水泳の魅力や地域への思いなどについて伺いました。
インターハイ優勝、ソウル五輪出場、マスターズ連覇。水泳を通じて地域のために力を尽くす
小学生の頃から水泳を続けている武田さん。これまでの功績や現在の活動をご紹介します!

☆東北電力 武田 聡さん☆
・現職場 山形支店地域共創本部(総務広報)
・出 身 山形県山形市
───水泳を始めたきっかけを教えてください。
小学校4年生ぐらいの時に当時住んでいた山形市に初めてスイミングスクールができて、姉と一緒に通い始めたのがきっかけです。「スクールができたなら始めてみようかな」ぐらいの軽い気持ちでした。
───水泳競技の魅力を教えてください。
水に浮く感覚は陸上生活ではなかなか味わえないもので、もともとは親の胎内でそうだったからかもしれませんが、非常にリラックスできます。
全身を動かしてバランスよく運動ができることも魅力ですね。
────ご自分の今の身体も水泳によってできたものですか。
そうですね。
今ではガッチリ系の体になっていますけど、高校生くらいまでは実は細身でした。競技に取り組んでいく中で骨格や筋肉が大きくなったように思います。
───学生時代は相当水泳に打ち込まれたと思いますが、社会人になってからの水泳への取り組みを教えてください。
入社2年目に山形県が国民体育大会の開催県に選ばれた関係もあって、会社も競技者としての活動に理解を示してくれ、競技を続けることができました。
選手としての活動はその大会で一区切りをして第一線からは退き、その後は地域の小学生から高校生などの水泳指導に携わり、色々な方々と交流するようになりました。仕事では新潟や福島にも勤務しましたが、お客さまから「体大きいけど何かやってましたか?ラグビー?」なんて聞かれることもあって、「実は水泳で…」という話から著名なスポーツ選手や昔の選手の話で盛り上がったりと、趣味としての水泳が仕事の面でも役立つことを経験しました。
スポーツの世界は「みる」「する」「ささえる」という3つの価値があると言われていて、自分自身がそれぞれの意味を尊重しながら、活動することが重要だと思っています。水泳を通じて交流の場を広げていくということは非常に価値があることだなと感じて、できる範囲の中で水泳を続けてきました。
- 左から山形市からの褒賞状、山形県からの楯、山形県スポーツ協会からの楯
- 山形県スポーツ優秀選手として褒賞式に参加する武田さん(中段右端)
───「できる範囲で」とのことですが、昨年はマスターズ連覇という大きな結果を残されています。どんな取り組みをされたのでしょうか。
生涯スポーツとして一生続けていくことや、水泳を通じた健康づくりやコミュニケーション、遠征を機に行った先の地域を知ることなどに大きな価値があると思って水泳を続けているので、競技における結果には正直あまりこだわっていません。
年齢とともにだんだん筋力が低下してきたり、体力そのものも落ちていきますので、限られた時間をどのように効果的に使うかを考えながら筋トレや練習を行っています。

マスターズの表彰台へ上る武田さん
───現在はどのようなペースで練習をしていますか。
山形市議会の議員をしていることもあって夜は頻繁に会合などの集まりがありますので、そういう予定がないときや週末の午前中など、ジムに行けるときにはなるべく行くようにしています。それでも週2~3回くらいでしょうか。
ジムではプールも筋トレも両方できるので、水泳を2回やってウエイトトレーニングを1回やるとか、あまり無理をせずその時の体の状況に応じた練習をしています。ジムで会う皆さんからは「サウナに入っている時間の方が長いんじゃないか」なんて言われたりしていますが(笑)

───ジムでは知られた人なんですね。
皆さん顔見知りです。
泳いだりしていると「泳ぎを教えてくれ」とか「ワンポイントアドバイスしてくれ」と言われることがよくあります。私もそういう場でのコミュニケーションは大事にしていますし、自分の知識や技術をなるべく提供したいと思って、色々とレクチャーしています。
───今後もマスターズなどの競技大会への出場は続ける予定ですか。
スケジュールが合えば可能な限り出続けていけたらいいなと思っています。
選手として大会に出場すると普段は味わえない心地よい緊張感があり、自分の中ではすごく充実した時間です。
あとは仲間の皆さんと楽しい時間を過ごすということ、これもマスターズ出場の大きな目的です。

───(一社)日本マスターズ協会理事など、水泳競技に関する様々な役職を務めていらっしゃいますが、どのような気持ちで引き受けているのですか。
これからも安全で有意義な大会を開いていくため、また水泳競技の普及活動や次世代を支えるジュニア層や愛好者を支えていく必要があると考えて役職を引き受けています。
今年の4月からは東北水泳連合の会長となり、東北各県を回っています。連合の目指す水泳を通じた地域全体の活性化は東北電力のビジョンとも相通じると思っていますので、私も力を使っていきたいなと思っています。
───水泳を通じて得られたことが、仕事に役立つことはありますか。
私が東北電力の社員であることは皆さんに知っていただいていて、会社の業務の話を頂戴したりすることもありますし、電気事業についてディスカッションする機会などもあります。東北電力のことをよく知っていただく良い機会ですし、たまに厳しいお声を頂戴することもありますが、いち社員という立場でしっかり対応しているつもりです。
今は地域共創本部に所属していて、これまでよりも広報に関係する社内情報を目にする機会が増えたので、より充実した対応をしていきたいと思っています。

───逆に、仕事をしていた中で水泳に役立つことはありましたか。
団体理事などの役職をしていると、例えばコンプライアンスの問題など組織運営上の課題に直面する場面もあるのですが、そういう時の対処に自分が東北電力で学んだことや経験したことが生きていると感じます。小さな団体なので東北電力と全く同じようにとはいきませんが、団体が対外的に与える影響の見定めや、迅速で適切な対応など、非常に役立っていると思います。
───読者の皆さまへのメッセージをお願いします。
スポーツが持つ力の可能性は非常に大きいです。大谷翔平のようなハイパフォーマーだけでなく、身近な人の活躍が話題になったり、産業の一つにもなる、価値のある取り組みです。
大それたことではなくていいので、何か一つスポーツを楽しんだり、見たり、支えたり、会社の業務とはまた別の価値を見つけていただけたらいいなと思っています。

(本インタビューは2025年4月下旬に実施しました)
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