ネイチャーポジティブ実現に向けたシンポジウムを開催

 3月7日、東北電力グループの東北緑化環境保全が企画運営を担い、かつて絶滅の危機に瀕したシジュウカラガン復活の歴史をきっかけに国際目標である「ネイチャーポジティブ※1」の実現に向けたアイデアを市民の皆さんと共に考える「ネイチャーポジティブシンポジウム」を開催しました。
※1:「自然再興」を意味する言葉。生物多様性の損失を止めて、反転させ、自然を回復軌道に乗せるという世界的な社会目標

シジュウカラガンが舞い飛ぶ未来のために

 3月7日、東北緑化環境保全が携わる「シジュウカラガン復活プロジェクト※2」の一環として、「よみがえれシジュウカラガン ふるさと仙台へ!」と題したネイチャーポジティブシンポジウムが仙台市内で開催され、東北緑化環境保全が企画・運営を担いました。
 本シンポジウムでは、高校生から産学官民の専門家までさまざまな方が講演しました。講演者のシジュウカラガン復活の経験を手がかりに、2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させていく目標「ネイチャーポジティブ」の実現に向けて、参加者の地域の皆さんと一緒に考えました。
 かつて、仙台平野で越冬していた渡り鳥シジュウカラガンは絶滅の危機に直面しましたが、繁殖地と連携した国際プロジェクトの取り組みにより、再び仙台に戻ってくる未来が見え始めています。
 パネルディスカッションでは、高校生から「ネイチャーポジティブを積極的に学び、地域活動を通じて社会に貢献したい」「今は個人としての活動だが、学校全体に広げていきたい」などの意欲的な発言があり、参加者からは「地元仙台でこうした取り組みが行われていることを知り驚いた」「高校生の新たな視点での提案は刺激的で共感する」などの声が聞かれ、盛況に終わりました。

 

※2:日本雁を保護する会、仙台育英学園、東北緑化環境保全が参画し、仙台市と多賀城市にまたがる七北田川下流の「七北田低地」に、絶滅が危ぶまれた渡り鳥シジュウカラガンの群れが復活する日に向けて、地域への情報発信とシジュウカラガンと共に生きる心を育むプロジェクト

 

東北緑化環境保全が企画・運営を行った
シンポジウムチラシ

自然再興へ「一気通貫」支援 ネイチャーポジティブ宣言を表明

 東北緑化環境保全は、「人と自然に優しい環境づくり」をトータルプロデュースし、社会に貢献することを目的に掲げ、自然環境保全・再生に係るさまざまな事業に取り組んでいます。同社はこれまで培ってきた知見と経験を生かし、生物多様性の損失を止めて回復を目指す「ネイチャーポジティブ」の実現に貢献するため、2024年4月にネイチャーポジティブ宣言を表明しました。さらに今後は、これまでの経験を生かし、調査・分析、環境創造、情報発信支援まで一気通貫のワンストップサービスを提供することとしています。 

 

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