より、そう、どけん。
原子力発電所の耐震設計とワークライフバランスの実現に取り組む若手社員

電力会社の中で「建築」部門がどんな仕事をしているのかご存知ですか?社員の仕事ぶりを通じて建築部門の役割をシリーズで紹介していきます。

原子力建築のしごと

 

―原子力建築って難しそうだけど、どんな仕事をしているのですか―

 原子力建築グループは、原子力発電所の原子炉建屋やタービン建屋など建物に係る設計・予算管理や、再稼働に向けた審査対応・発電所業務への支援などを行っています。なかでも大きな割合を占めているのは、再稼働に向けた審査対応であり、「地震」「耐震」「プラント」と大きく3つのチームに分かれて、日々の業務に取り組んでいます。

 私は耐震チームの一員であり、昨年12月に認可された女川2号機の工事計画認可申請にかかる各建物の地震応答計算書などを作成しました。また、耐震安全に関する実験を大学と共同研究で実施し、各種学会へ論文投稿・発表しました。研究の成果は再稼働へ向けた審査対応にも活用されています。

 

職場の雰囲気は?

―根本さんにとって身近な上司、同僚について教えてください!―

 上司の相澤副長は、建物耐震の師匠です。入社時から女川原子力発電所をはじめとした耐震安全に関する知識を教えていただいています。女川2号の新規制基準適合性審査では、国に対して建物耐震に関する説明をされており、その成果は2019年度の社長賞に選ばれた実績があります。

 同僚の小坂さんは、プラントチームに所属されている原子力発電所工事のプロです。私は原子力発電所の工事現場を経験したことがないため、作成した設計資料を工事として現場に引き継ぐ際には、たびたび小坂さんに現場視点の意見をいただいています。

今できること、そしてこれから

―これまでの仕事で大変だったこと、できるようになったことを教えてください―

 入社時は、原子力発電所の構造の特徴など耐震検討に必要な専門的な知識はありませんでした。打合せの議事録を書こうにもわからない用語がたくさんあったため、自分で調べたり、周囲の力を借りたりして理解を深めました。現在では、建物の耐震安全を判断するための地震応答解析について一連の作業が自力でできるようになりました。

 今後も、多方面に興味をもって情報や知識の収集に励み、できることの選択肢を増やしていきたいと思います。

 

―原子力発電所の耐震検討って、聞いただけで難しそうですね―

 住宅など一般の建物については建築基準法で耐震基準が定められていますが、原子力発電所の建物については、加えて世界最高水準の新規制基準に基づき、私たち事業者で設定した方法で評価を行うと共に、評価方法とその妥当性を国に説明できなくてはいけません。また、建物の中には様々な設備があるため、原子力部の設備担当の方との調整が不可欠です。原子力発電所の安全性について地域から信頼していただくためにも厳しい品質管理体制を設定しており、ミスが許されない非常に重要でやりがいのある仕事だと感じています。

品質管理体制はバッチリです!

 

女性が活躍できる職場環境

―すごく忙しそうだけど、男性の多い職場で仕事は大変ではないですか?―

 男性が多い職場だから苦労が多い、というようなことは考えたことはありません。男性も女性も関係なく活躍できる機会を与えてくれますし、上司や同僚の理解もあり、ワークライフバランスも充実しています。小学5年生からクラシックバレエを習っており、社会人になった今でも週2回レッスンを受けています。レッスンの場で、社内の他部署の方との人脈もできました。

 また、周囲に子育て中の先輩社員も多く、みなさんフレックス制度やテレワークをうまく使いながら、育児と仕事を両立されているようです。

昨年の発表会にて(演目「ラ・バヤデール」より)

 

―社会人になっても熱中できる趣味があるなんて、とっても羨ましいぷぅ。

 根本さんの姿勢の美しさはバレエからくるものだったようです。

 姿勢はもちろんのこと、笑顔も素敵な根本さんでした。―

イイね!
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