業務拡大でグループを支える!東北電力フレンドリーパートナーズが挑む「新事業」

 東北電力フレンドリーパートナーズ(以下、TFP)は、2025年6月に一部の受託業務範囲を全社へ拡大しました。さらに、新たにヘルスサポート事業もスタートし、健康面から東北電力グループを支える取り組みが始まっています。TFPの挑戦とそこに込められた思いを紹介します。

業務範囲拡大で東北電力・東北電力ネットワーク全社を支える存在に

 TFPはこれまで東北電力・東北電力ネットワークの本店・本社から限定的に請け負ってきた名刺印刷・ノベルティ制作などの業務受託範囲を、2025年6月から全社へ拡大しました。

 名刺印刷は、異動時期は1日に数十件もの依頼が来ることもあり、TFPの本店・福島オフィスで担当エリアを決めて手分けして作業を行っています。名刺1枚に文字・ロゴがバランス良く入るように数ミリ単位でレイアウトの調整を行いますが、難しい作業のため何度も練習が必要です。

 ノート・メモ帳・ポチ袋などのノベルティ制作は、地域イベントでの活用や物品協賛として依頼を受けることが多く、要望に応じてイラストを掲載することも可能です。2025年度から新たに販売を始めた缶バッチは、イベントに訪れた子どもへのプレゼントや熱中症予防の注意喚起などで活用されています。今後はさらに業務受託範囲を拡大し、グループ企業からも依頼を受けられるよう調整を行っています。

 

 今回の受託範囲拡大に合わせて、2024年5月に開業した福島オフィスの役割も拡大しました。福島オフィスでは、主に福島市内の事業所から社内便仕分け、シュレッダー業務などを受託しています。これまで福島県内から受託していた名刺印刷は、業務範囲拡大に伴い山形・新潟エリアからも請け負うようになりました。また、印刷した名刺を社内便を利用してお届けできるよう、専用の名刺箱を制作するアイディアも生まれました。 

 オフィスの開所以降、年間30名程度の職場見学や実習を受け入れ、採用活動を展開してきました。その結果、社員数も初年度の2名から6名に増加しています。

 

新たな挑戦!「ヘルスサポート事業」がスタート

 TFPは2026年2月に、新たにヘルスサポート事業を開始しました。

 ヘルスサポート事業は、マッサージ・はりの施術による健康増進を通じて、東北電力グループが掲げる「健康経営」が目指す「従業員一人ひとりが健康でイキイキと働く元気な会社」の実現を推進するものです。あん摩・はりの国家資格を持つ視覚障がいのある方を雇用し、施術を行っています。

 本店ビル内に設置されたマッサージルームでは、国家資格を持つ施術者が、社員の健康維持とリフレッシュをサポートしています。施術を受けられるのは、東北電力および東北電力ネットワーク社員、出向者・派遣社員・臨時員の方です。

 

 お客さまに快適にマッサージを受けてもらうため、営業開始前の清掃は欠かさず行っています。また、施術で使用したタオルや着替えは、TFPの社員が本店地下1階で洗濯機・乾燥機にかけ、仕上げのアイロン作業まで実施しています。施術者はお客さまへの施術サービス、カルテ入力などの業務に専念し、清掃、クリーニングなどの業務を他の社員が担い、TFP全体でヘルスサポートセンターの運営を行っています。

 

 

健康から電気事業を支えるという思い

 ヘルスサポート事業で、施術者として働く山田さんにお話を伺いました。

 

―TFPのヘルスサポート事業で働くことになった経緯を教えてください

 元々は運送会社で、その後実家の食堂で十数年働いていましたが、30代の時に病気で視力が衰えたため、続けることができなくなりました。家族と相談し、はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得するため視覚支援学校に3年間通いました。学校では、ツボの場所や効能を覚えること、医療知識の勉強とマッサージの実施などを学びましたが、40代になってから勉強を始めたのでとても苦労しました。

 資格を取得して地元の登米市でマッサージ店を開業していた時、通っていた視覚支援学校からTFPのヘルスサポート事業立ち上げの話をいただきました。新しい事業に関われることが非常に魅力的だったこと、目が不自由なため車を運転できず生活がままならない状況だったこともあり、交通の便がいい仙台で働くことにしました。

 

 

―どのような思いでヘルスサポート事業に取り組んでいますか

 私を含めて3人の施術者がいるのですが、モットーは「笑顔と感謝」です。私たちも笑顔で対応して、お客さまも笑顔で帰っていただくこと。もう一つは働ける感謝です。さまざまなサポートをしてもらって、お客さまが来てくれるから私たちは仕事ができると思っており、他の2名も同じ考えで一緒に取り組んでいます。

 

 

―仕事へのモチベーションはなんでしょうか

 とても仕事がしやすい環境で働けていることです。一緒に働くセンターの仲間やトレーナー※1がいることで、私たちも100%の力を施術に発揮できます。視力が落ちて、仕事につけるのか危うい時期もありましたが、この環境で働くことができて幸せです。

 施術の後に電子カルテを入力するのですが、私の場合、色を反転しないとよく見えません。他にもマウスを当てると音声で読み上げてくれる機器を使用している方もいます。施術も連続で行うと疲れてしまうので、長時間にならないようシフトが組まれていて、集中して仕事に取り組めています。

 

※1:障害のある社員をサポートするTFP社員

 

 

―普段マッサージを利用しない人も多いと思います。施術の流れを教えてください

 オンライン予約をしていただいた後、予約時間に直接本店ビル15階ヘルスサポートセンターへお越しください。血圧測定と問診表の記入の後、施術を行います。施術終了まで約45分です。施術内容は予約時に記載していただくほか、問診表や当日お話する中での変更も可能です。はりを試される方も多くて、やってみると意外と痛くないんだね、という感想も多いです。

  社員の方にお伝えしたいのは、リラックスや疲労回復のマッサージもできますので、痛みや症状がなくても来ていただきたいということです。早めに来ていただけると痛みの予防になりますし、ストレス解消になるのでおすすめです。

 皆さんが仕事で最高のパフォーマンスを出していただけることが私たちの一番のやりがいです。ちょっと疲れがたまったなとか、気分転換したいなどでマッサージを利用して、また頑張ろう!と思っていただけると、ありがたいですね。

 

 

 TFPの責任者である笹崎直也常務取締役 オフィスサポート事業部長に、ヘルスサポート事業への思いをお伺いしました。

 2018年に設立されたTFPは、障がい者の活躍をより一層促進していくことを目的とした会社です。「東北電力グループの事業を支えたい」という思いを持ち、社員みんながそれぞれの得意分野や持ち味を生かして、東北電力、東北電力ネットワークの業務をさまざまな面からサポートしています。

 今年2月から始めたヘルスサポート事業は、マッサージやはりの施術による健康増進を通じて、東北電力グループが掲げる「健康経営」が目指す「従業員一人ひとりが健康でイキイキと働く元気な会社」の実現を推進するものです。TFPはこの新たな形での業務サポートを通じて、これまで以上に、東北電力グループの事業を支えていきたいと思っています。

 現在は東北電力本店、東北電力ネットワーク本社のみでサービスを提供していますが、いずれは出張などの形で、各地の事業所などへも展開できたらと考えています。機会があればぜひご利用ください!

 

【関連リンク】

マッサージ・はりの予約はこちらから

https://airrsv.net/tfp-health-support-center/calendar

 

【施術場所】東北電力本店ビル15階TFPヘルスサポートセンター

【利用対象者】東北電力・東北電力ネットワークの従業員(出向者、派遣社員、臨時員の方含む)

【利用条件】Web予約サイトからオンラインで申込み。支払方法はクレジットカード決済のみ(Web予約時に登録)。利用時はフレックスタイムまたは時間休等を活用してください。

【施術内容・料金】1回45分にて、お客さまのご希望と症状に応じてマッサージ・はりの施術を実施。利用料金:税込1,500円/45分

 

イイね!
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