「未来をデザインするキャリアワークショップ」を開催

 3月13日、本店大会議室にて東北電力グループ企業の女性社員を対象とした「未来をデザインするキャリアワークショップ」が開催されました。参加者は立場や部署、東北電力グループ企業の垣根を越えた対話を通じ、自分らしい働き方やこれからのキャリアを考える時間を共有しました。

一歩踏み出す場としてのキャリアワークショップ

 3月13日、東北電力人財部は、本店大会議室にて、東北電力・東北電力ネットワークおよび東北電力グループ企業の女性社員を対象に「未来をデザインするキャリアワークショップ」を開催し、40名以上が参加しました。
 東北電力グループでは「多様な人財がイキイキと働く職場づくり」の実現に向け、DE&I※を推進しています。その一環として、例年、東北電力グループで働く女性社員のネットワーク形成のため、情報交換会を実施してきました。今回は、「キャリアアップマインド醸成」「プライベートと仕事の両立不安解消」をテーマに加え、参加者がお互いに学びあえるプログラムが行われました。

※ DE&I:ダイバーシティ(Diversity:多様性)エクイティ(Equity:公平性・公正性)&インクルージョン(Inclusion:包括性)のこと。多種多様な人材を受け入れ(多様性)、誰もが公平・公正な機会を得られるように障壁を取り除き(公平性・公正性)、お互いを認め尊重しながら、一人ひとりが力を発揮できる環境(包括性)をつくることを指す

 

 冒頭、人財戦略担当(当時)の日下部常務からは「このワークショップは正解を聞く場ではなく、自分や他の人の考えに触れながら、これからを考える場」とのメッセージが伝えられました。また、日下部常務は「今日ここに来ていること自体が、すでにキャリアを意識し一歩踏み出している証」と参加者を激励し、社員一人ひとりの多様なバックボーンや価値観こそが会社の力であり、DE&Iはイノベーションの源泉であるとの考えが共有されました。

 

イベントの目的

あいさつする日下部常務

会場の様子

等身大の経験と、対話から得た学び

 プログラムは、①講義、②座談会、③グループワークの3部構成で行われました。講義では、キャリア教育支援事業などを手掛けるスリール株式会社の前田まり氏を講師に迎え、社会環境の変化を踏まえたキャリアの捉え方や、仕事とプライベートの両立に向き合う考え方について解説いただきました。「一人で抱え込まず、周囲や外部の力を活用することも選択肢」というメッセージが、多くの参加者の共感を呼びました。
 座談会では、東北電力グループや、株式会社NTTドコモで活躍する女性管理職が登壇し、それぞれの経歴を紹介した後、参加者の質問に答えました。登壇者の「完璧じゃなくていい。一歩ずつ進めばいい」「リーダーシップにはさまざまな形がある」「先頭に立ったり、引っ張ったりしていくのが苦手でも、自分を生かせる場所がある」といった言葉に、参加者はうなずいていました。
 グループワークでは、自分の「3年後のなりたい姿」を想像する「なりたい姿ワーク」を実施。仕事に限らず、プライベートも含めた将来の理想の自分を描き、実現に向けて何ができるかを考え、具体的なアクションを宣言しました。立場や会社を越えて率直に語り合う中で、悩みは違っても根底にある思いは共通していることを実感する場となりました。

 

講師 前田まり氏による講義

座談会登壇者

座談会の様子

グループワークの様子

アンケートに見る参加者の声と意識の変化

 終了後に行われたアンケートでは、本ワークショップ全体を通して前向きな意識の変化が多く寄せられました。参加者からは、「同じ悩みを抱える女性社員と話すことで、悩んでいるのは自分だけではないと感じ、心の負担が軽くなった」「『頼る力』の大切さに気づいた」「キャリアを避けずに考えてみようと思えた」といった声があがった一方で、「結婚・子育て以外の多様なキャリア事例も知りたかった」「他の人の例は簡単には自分に置き換えられない」といった意見もありました。
 行動面では、「家庭でも職場でも、具体的に周囲を頼ってみたい」「迷ったときは『不安の少ない方』ではなく『ワクワクする方』を選びたい」など、今後につながる具体的な意欲が示されました。多様な感じ方や受け止め方が可視化された点も、本ワークショップの大きな成果といえます。

 

参加者アンケートより ワークショップを受けての変化

これからにつなぐメッセージと、次の一歩へ

 閉会にあたり、東北電力人財部からは、東北電力グループでは女性の割合が少ない中で、「自分のキャリアのイメージが持てない」「仕事と家庭の両立は難しいのではないか」といった不安を抱える方が多いことに触れながら、「本日の講師や登壇者の皆さまからの言葉が、これからのキャリアに向けてもう一歩踏み出す後押しになっていればうれしい。本ワークショップで得られた気づきとつながりを今後に生かし、これまで以上にイキイキと活躍してほしい」とのメッセージが伝えられました。
 東北電力人財部では、今回寄せられた声や課題を今後の施策に反映し、誰もが安心して挑戦し続けられる環境づくりを進めていくこととしています。

 

講師、登壇者、参加者のみなさん

イイね!
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