
素朴な疑問にお答え!よく分かるサステナビリティ
第12回 ~8つのサステナビリティ重要課題を解説(G:ガバナンス編) ~
今回が「サステナビリティ重要課題」シリーズの最終回になるよ。
第9回~11回に引き続き、重要課題の解決に取り組むメリット等に関して解説していくね。
最後は「G:ガバナンス」編だ!!気合い入れていくよー。



今回が最終回か・・・。
よーし、我が生涯に一片の悔いも残らぬよう、聞いて、聞いて、聞きまくるわよー!!
・・・気合い十分だねえ。
それじゃあ、さっそく重要課題について見ていこうか。



最後は「健全で透明性のある企業経営」ね。これが重要課題に設定されたのは納得だな。
東北電力グループが、様々なステークホルダーから信頼していただき、今後も成長を続けていくためには、この重要課題に取り組むことが大前提になるね。
そのとおり。9つの個別主要課題が設定されているけれど、いずれも私たちが事業を通じた社会課題の解決に挑戦していくうえでの基盤となる大切な取り組みだね。


個別主要課題は、「企業倫理・法令遵守の徹底」や「情報セキュリティの確保」など、これまでもグループ一体で取り組んできた内容が多いね。「当然取り組むべきもの」として定着しているように思うけれど、「ここを蔑ろにしては会社の土台が崩れてしまう」ということを一人ひとりが改めて認識して、引き続きしっかり取り組んでいかないとね。
そうだね、どの課題も、自分自身の業務や行動に落とし込んで考えることが大切だね。
(…はてなさん、どんどん成長しているなぁ!素晴らしい!)


・・・んっ!あまりなじみがない項目が1つだけあったわ。上から6つ目の「サプライチェーンのリスク管理」って、どういうこと?
「サプライチェーン」は、商品や製品などが消費者に届くまでの、調達、製造、在庫管理、配送、販売、消費といった一連の流れのことだよね?
そこには自社だけではなく、例えば東北電力の場合だと燃料や資機材の調達先、工事の委託先など、社外の多くのプレイヤーが絡んでくると思うけど、その全体のリスクを管理する必要があるということ?
そのとおり。企業はその事業活動によって、環境や社会全体に様々な影響を与えていることは、これまで説明してきたよね。
例えば、前回(第11回)、ステークホルダーの人権尊重に取り組む必要性について説明したけれど、これは当社だけが取り組めばいいというものではなく、サプライチェーン全体の課題として、取引先と協働して取り組んでいくことが必要なんだ。環境保全や資源の有効活用、法令・社会規範の遵守や適正な情報管理なども同様。サプライチェーン全体で取り組まなければ、環境や社会全体の課題を解決することはできず、企業に求められる社会的責任を果たしているとは言えないよね。


なるほど!パートナーである取引先と協働して、環境や社会全体に与える影響に配慮しながら事業を行うことが、ステークホルダーからの信頼にも繋がるし、お客さまに低廉で良質な電気を安定的にお届けし続けていくことにも繋がるんだね。
理解してもらえて嬉しいな。他に気になる個別主要課題はあるかな。


最後にもう1つだけ。「パートナーシップの強化」とあるけど、これは以前デジタルBRIDGEに掲載された「国連グローバル・コンパクトへの参加※」などが当てはまるのかな。
※国連と民間(企業・団体)が連携し、健全なグローバル社会を築くことを目的に、2000年に発足した世界最大のサステナビリティイニシアチブ
そうだね!東北電力は今年5月に国連グローパル・コンパクトに加入しており、会員企業※が参加できる研修や情報交換の機会を積極的に活用して、当社の取り組みに生かしていくこととしているんだ。
※世界で2万社超、国内で500社超(2022年10月時点)


そういえば、「統合報告書2022」と「サステナビリティレポート」に、当社グループが参加しているイニシアチブが色々と掲載されていたわ!後で復習しなきゃ!
よく勉強しているね!その他にも例えば、東北電力の秋田支店や福島支店では、自治体(県)が構築した官民連携のSDGsパートナーシップに参加するなど、パートナーシップの輪が少しずつ広がってきているよ。
多様化・複雑化する社会課題を解決していくためには、様々な企業や団体等とのパートナーシップを強化して、当社グループだけでは得られない知見やノウハウを積み重ね、経営に反映していくことが大切だね。


私も日頃、地域の企業や自治体、団体などと接触する機会があるから、そうした機会を生かして能動的に情報収集し、自社に何が必要か、何ができるかを自分なりに考えていきたいな!
よしっ!おかげさまで聞きたいことは全部聞けた!ありがとう!
改めて、8つの重要課題の解決に向けて取り組むことの重要性が理解できたよ。
それはよかった!
サステナビリティ重要課題については、今後、2030年代を見据えた目標を設定し、具体的に取り組んでいくことになるけれど、先ずは自身が担当している業務が、8つの重要課題のどこに紐づいているか、というところから考えてみると面白いと思うよ。一緒に頑張っていこうね!


はーい!
これまでの「よくわかるサステナビリティ」はこちらからチェック!
第1回 ~ところでサステナビリティって何?~
第2回 ~なぜ、”今”サステナビリティに取り組むの?~
第3回 ~実は”創立前”からあったサステナビリティの考え方~
第4回 ~これまでと何が変わるの?サステナビリティ方針のポイントとは~
第5回 ~サステナビリティに関する情報開示 統合報告書って何?~
第6回 ~私たちが取り組むサステナビリティ~
⇒第1回~6回をまとめたPDFはこちら
第7回 ~サステナビリティ重要課題の特定~
第8回 ~サステナビリティ重要課題はどのように特定されたか~
第9回 ~8つのサステナビリティ重要課題を解説(E:環境編)~
第10回 ~8つのサステナビリティ重要課題を解説(S:社会編1/2)~
第11回 ~8つのサステナビリティ重要課題を解説(S:社会編2/2)~
東北電力ソーシャルコミュニケーション部門コミュニケーション企画ユニット
樋野、佐々木、佐藤

